神田橋條治_積極的医療ではなく保護的医療

2016年09月11日(日)更新  カテゴリー:治療について

「神田橋條治 医学部講義(創元社)」からのご紹介です。



神田橋先生が本書で説明していた自然治癒力の話が印象に残りました。

ある治療を行って症状が改善されているときに、それを増量するとかえって悪くなることがある。
こういった場合、
「今、自然治癒力を保護している環境としての医療がまあまあうまくいっているから、このままで様子をみましょう」
というのが大事で、積極的ではなく保護的医療となる。

鍼灸マッサージでも同じことが言えると思いました。

現在の治療がうまくいっていると、もう少し刺激を強くした方がさらによい効果が出るのではないかと考えてしまいます。
ちょうどよい刺激だからこそ、自然治癒力が促進されて少しずつうまくいっているのに、それを待てない。

様子をみること、積極的ではなく保護的に治療を行うことの大切さを改めて実感しました。


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【本記事の作成者:佐藤こうき】
はり・きゅう・マッサージの治療院に2年3ヶ月勤務後、都内の整形外科内科の病院へ勤務し、鍼灸マッサージによる治療を行う。
病院に勤務しながら、東京都北区・豊島区・板橋区・都電荒川線沿線を中心に出張治療を行っている。

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