治療の書

2016/10/23(日)更新  カテゴリー:おすすめ本

治療の書(整体協会出版部)
野口 晴哉



治療に関しての心構えを説いた良書で参考になることが多かったです。
以下に参考になった部分を抜粋しました。

・治療して効果があるまで不安があり、効果が現れるのをみてホッとする人の治療の力量はしれている。当たり前のことが当たり前に行われ、当たり前の気持ちでその経過を眺めているもののみ、治療を行える。良くなって喜ばず、悪くなって慌てず、いつも平然として治療のことを行えるようになれば本当の治療といえる。

・治療を行うには、相手の全体の動きより傾向を直感的に見抜き、その動きに添って、無理がないように導く。相手を直感せず、現れた症状を追い組織の変化する部分を発見しても遅い。治療を行う第一歩は、書物を読むことではなく、直感を磨くことである。

・相手の心身の状況を丁寧に観る。体力や病気の動き、恐怖や心痛を悟る。姿勢や骨格から筋肉の弾力性、眼の輝きからものの考え方まで読み取る。そこから技術を用いるとき、刺激の量や適用する技術が分かってくるので、治療する人の頭の中でつくるのではなく、生きている相手をみることから始めなければならない。

・治療術というのは、何もしないことと、何かすることを病人の状況に即して、健康の方向に向かってすすめるために使いこなす技術である。今は世の中の全体が、何かすることの方に偏っているが、何かするということは少ないほどよい。何かすることの数を増やすことが親切で丁寧で手を尽くしたことだと考えるが、これは間違えである。

・夜尿症の治療について、親の注意を求めることが原因と考え、親の関心を捨てることを第一に考える。目をつぶるときは左目からつぶるとか、そのやり方がまずいと改めさせたり、枕の位置が悪いといって改めさせたり、反抗する気持ちを起こすまで繰り返し、最後に褒めるとよい。


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