現場の医師-患者関係に学ぶ行動変容学

2017年05月21日(日)更新  カテゴリー:治療について

Dr.森田の医療・介護お悩み相談室!!からのご紹介です。

http://www.mnhrl-blog.com/entry/2016/12/21/koudouhennyou

「禁煙・食事・運動…そんな事分かってる!現場の医師-患者関係に学ぶ行動変容学」

というブログの、森田先生と研修医3年目の先生との外来診療での悩みに関する話の中で、森田先生が経験された3段階のステップの話が印象的でした。


1ステップ目:医学的正論を主張して、患者さんを黙らせて満足しちゃう段階

2ステップ目:患者さんの言うままに優しくニコニコと薬を出すという段階

3ステップ目:患者さんの味方になる医療

以下に、森田先生の「患者さんの味方になる医療」の考え方を抜粋します。

患者さんの味方になる方法は、患者さんの話をじっくり聞くことかもしれないし、共通の趣味を探すことかもしれない。胸ポケットのタバコを見てもグッとこらえて全然別の楽しい話をすることかもしれない。

僕らが長年かけて磨いてきた「よく切れる刀」=医学的正論は一旦どこかに置いてきて、「白衣」という鎧もどこかに置いてきて、こちらも丸腰の状態で彼らと向きあう。

そんな対等な関係を演出できて初めて、患者さんの「味方」になれるんじゃないかと思ったんだ。



これは非常に勉強になりました。
はり・きゅう・マッサージの治療でも同じだと感じたからです。

 腰が痛くても少しずつでも体を動かさなきゃダメ
 ずっと座ったままパソコンに向き合っていたらダメ

そんなことは患者さんも分かっているんです。

でも、長年の習慣や煩わしさはなかなか変えられない。

はり・きゅう・マッサージをすると、その時はいいけれど、何日かすると元に戻ってしまう。

そうならないために色々助言しているが、患者さんはこちらの言うことを聞いてくれない。

それは、患者さんの味方になることができていなかったからではないのか。

それがよく分かりました。

人の心を動かすことは『味方になる』ことからしか始まらないという考え方は共感できました。

これからの治療に生かしていきたいです。


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【本記事の作成者:佐藤こうき】
はり・きゅう・マッサージの治療院に2年3ヶ月勤務後、都内の整形外科内科の病院へ勤務し、鍼灸マッサージによる治療を行う。
病院に勤務しながら、東京都北区・豊島区・板橋区・都電荒川線沿線を中心に出張治療を行っている。

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