医療の不確実性

2015/01/22(木)更新  カテゴリー:おすすめ本

患者トラブルを解決する「技術」(日経BP社)
尾内 康彦著



患者トラブルの例とその対応策と教訓が具体的に示されており興味深く読みました。

まず患者トラブルの前提として、「医療の不確実性」に関する患者さんの誤解。
医療従事者なら当然承知していても、誤解している患者さんは多いと思います。
まず「医療の不確実性」を患者さんにしっかり説明することが重要だと思いました。
以下、「医療の不確実性」を抜粋。

・医師にかかれば、病気は必ず治る
・診察や検査で病気の原因は必ず突き止めることができる
・医師は病気を完全に治す義務を負っている
・治療や薬は誰に対しても同じ結果をもたらす

医療は不確実なもの。この前提を患者さんにも忘れないでいただきたいと思います。

そして、医療の不確実性と関連して、最近の患者さんの忍耐力の許容範囲が狭くなっているということ。
「患者様」という言葉が持ち込まれ、医療もサービス業だからお客さまは偉いという態度や、効率を重視した結果失われた寛容さも決して無視できません。
医療技術の進歩により「治せて当たり前」という誤解があると感じます。

いずれにしても、患者さんへの対応として、時間をかけてじっくり話を聞くという態度が欠かせません。


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