無資格者と有資格者の区別

2015/05/21(木)更新  カテゴリー:治療について

先日、患者さんと以下のような話をしました。

「○○というマッサージに行ったんだけど、痛いだけで全然気持ちよくなかったよ。
値段も安かったから、あそこはきっと資格がない人がやっているんだね。
有資格者かどうか見分けるにはどうしたらいいのかな」

有資格者とは、知識や技術が一定水準以上であることを国によって認定されているため、法律により一定の社会的地位が保証されています。「あんまマッサージ指圧師」という国家資格があるのですが、一般の方々に知られていないことも多いです。

× マッサージしている人はみんな国家資格をもっている

→リラクゼーションと称している場合、国家資格をもっていなくても施術ができます。(整体、リラクゼーション、カイロプラクティック、リフレクソロジー、リンパドレナージ、気功など)
 最近ニュースになった、独自の施術「ずんずんマッサージ」で赤ちゃんを死なせてしまった方も無資格者でした。


○ 国家資格を取得するために、少なくとも3年間専門学校に通って技術、知識を習得しなければならない

→1ヶ月や半年で資格が取得できるわけではありません。少なくとも3年間、専門の養成機関に通う必要があります。


ただ、施術の腕だけで、有資格者かどうかを見分けるのはちょっと難しいです。
無資格者でも長くマッサージの仕事をしていてきちんと治療できる方もいますし、有資格者でも力の加減や症状に対する適切なマッサージができない人もいます。

それでも、有資格者は少なくとも国が認定した基準を満たしており、社会的信頼度も高いです。

そこで、以下に有資格者かどうかの見分け方を記述します。

・施術所の名称
 有資格者でない場合、施術所の名称に「あんま」、「マッサージ」、「指圧」、「治療院」といった名称をつけることができません。よって、施術所の名称からある程度の判断はできます。

・看板やチラシ
 「腰痛・五十肩・神経痛」などの疾患名が入っていたら、そこは無資格者の治療院の可能性が高いです。有資格者は疾患名を宣伝できないことになっているからです。

・医療費控除の対象になるか
 施術前に、医療費控除の対象になるか確認するのがよいと思います。
 あんまマッサージ指圧師の治療は、医療費控除の対象となっているからです。
 医療控除の詳細は国税庁の「医療費控除の対象となる医療費」をご参照ください。
 https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1122.htm

・保健所への問い合わせ
 有資格者が開業する場合、保健所への届出が必要です。(出張治療の場合も同様です)
 そのため、行こうとしている施術所が保健所に登録されているか確認することで有資格者かどうか分かります。
 有資格者には免許番号というものが付与されるため、それを確認するのもよいと思います。

そのほか、学校名やどんな勉強をしていたか等で判断できることもありますが、それが本当かどうか分からないので見分けるのは難しいです。

私のHPでも、治療院の選び方を紹介していますので、よかったら参考にしてください。
http://harikyu.rosx.net/insurance_treatment.html


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