ラストプレゼント 家で看取るしあわせ

2015年11月01日(日)更新  カテゴリー:おすすめ本

ラストプレゼント(幻冬舎)
小野宏志 著



病院という「治す医療」から、住み慣れた自宅での「支える医療へ」。
在宅医療を選んだ患者さんやその家族の生き様を著者の実話を元に描いた良書でした。

医療とは、病気を治すことよりも病気や怪我で困っている人を「助けたい」という想いから生まれ、困っている人を「支える」ことは医療の原点に戻れば同じ考え方であるという著者の意見は非常に共感できました。人には寿命があるので、老衰や末期がんなどの治すことができない病気にどう向き合っていくか。これからはこの「支える医療」を真剣に考える時代がやってくると思います。

自宅で最後を迎えたいと思っていても、家族は死に向き合うことや、いざという時に助けられなかったらという思いにとらわれます。また、患者も家族の負担を考えて病院や施設に行こうとします。皆、死という重圧とその負担に耐えられないため、つい病院で最後をと考えてしまいます。でも、患者さんを支える家族もまるごと支えていこうと考える著者のような在宅診療医が増えれば、社会の考え方は変わるかもしれません。

本書の「最後の大宴会」の長山さんのように、お世話になった方々に見守られて、泣いて・笑って死を穏やかなものとしてとらえられるような最後が幸せだと思いました。


にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
↑こちらをクリックください

【本記事の作成者:佐藤こうき】
はり・きゅう・マッサージの治療院に2年3ヶ月勤務後、都内の整形外科内科の病院へ勤務し、鍼灸マッサージによる治療を行う。
病院に勤務しながら、東京都北区・豊島区・板橋区・都電荒川線沿線を中心に出張治療を行っている。

お気軽にお問い合わせください
問い合わせはこちら



類似記事:おすすめ本
病気にならない暮らし辞典
典獄と934のメロス
運命の顔
森川すいめい _特養でも自分らしく生きられる
子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話
生きるって人とつながることだ!
スタンド・バイ・ユー
喜びの生き方塾_凡事徹底
淳子のてっぺん
森の診療所の終の医療

 
Copyright(c) 2014 佐藤はり・きゅう・マッサージ出張治療(西ヶ原、西巣鴨、巣鴨、大塚他). All Rights Reserved.
ページのトップへ戻る

- Rental Orbit Space -